私は2014年に、制御ソフトのエンジニアとして中途入社しました。前職もエンジニアでしたが、電気図面や機体の配線などハード設計を行っていたので、ソフト設計はほぼ未経験からの挑戦でした。転職にあたって正直不安もありましたが、当社ではお客様との打ち合わせ段階から、設計後の調整やデバックまですべて関わることができるので、ソフト設計を一から学ぶにはとても良い環境だと思いました。自分が書いたプログラムが、実際にどう動くかを自分の目で確認できる。そして問題があれば、自分の手で改善する。この繰り返しにより一歩ずつ着実にスキルアップできると考えました。
また当社は、私のように新たな分野にチャレンジする人や、全くの未経験からエンジニアになった人が多い会社なので、みんなモチベーションが高く、教え合い・助け合いの文化が浸透しています。
最近では、画像検査装置の制御プログラムを作成した仕事が一番印象に残っています。お客様との打ち合わせから、納品まで一貫して私が担当しました。プログラムを書き上げて、装置の動作テストの段階でお客様から色々と追加の要望を頂いたので、かなり苦労をしましたが、その分成長できたと思います。納品まで立ち会えたので、プログラムを書くだけでは味わえない達成感を得られました。
今後はソフトエンジニアとして、スキルを高めていくのが第一の目標です。スキルを向上させることで、自分の“引き出し”も増やしていきたいです。今はまだ、お客様からの要望に応えることで精一杯ですが、ゆくゆくは自分からお客様に色々な提案をしていけるようになりたいですね。自らの成長を通して、当社のソフト設計力の底上げにも貢献できればと思います。
